OUR MESSAGE
収穫のあとも続く畑の一年
ぶどうが店頭に並ぶのは夏の短い期間ですが、その一房を育てる仕事は一年を通して続いています。
枝を整え、土を育て、草を刈り、山林の様子を見る。季節ごとに景色も作業も変わるから、畑には「次は何をするんだろう?」という楽しさがあります。
いぬいぶどう園は小さな農園です。生産できる量には限りがありますが、私たちが担っているのは、ぶどうを作ることだけではありません。
小さな農園だからこそ、みんなと一緒に守っていきたい場所があります。
🍇 いぬいぶどう園の畑と里山で
次の実りを育てる一年に、あなたも少し参加してみませんか?農業が初めての方も、私たちと一緒に見て、触れて、考えるところから始められます。
土にふれ、季節を楽しみながら、ぶどう畑と里山の未来を一緒に育てる仲間を募集しています。
FARM & SATOYAMA
小さな農家が担っているのは、農作物の生産だけではありません。畑の周辺には、長い年月をかけて人の手によって守られてきた山林や里山があります。
いぬいぶどう園でも、畑に隣接する山林の手入れを行っています。草を刈り、竹や蔓の広がりを抑え、弱った枝や木の状態を確かめることも、農業を続けるうえで必要な仕事です。
手が入らなくなると、竹や蔓に覆われて人が入れなくなったり、倒木の危険に気づけなくなったりします。台風や大雨のときのリスクを小さくするためにも、日頃から状態を見ながら手入れを続けることが大切だと感じています。
私たちだけですべてを守ることはできません。だからこそ、この土地の自然を一緒に見て、考えて、それぞれのできる範囲で手を動かす仲間と出会えたらうれしいです。
THREE PILLARS
先人が苦労して開き、長く受け継いできたぶどう畑を、次の世代も使える場所として残していきます。
目先の収穫量だけでなく、10年後、20年後も作物を育てられる土を目指します。土壌分析を行い、土への負担に配慮した有機肥料を取り入れています。
畑と隣接する山林にも目を向け、人の手によって守られてきた地域の風景と環境を未来へつなぎます。
🌿 いぬいぶどう園の育て方
いぬいぶどう園では、除草剤を使用せず、有機肥料を使ってぶどうを育てています。自然栽培の手法も取り入れながら、草や土、生きものとのつながりを大切にした、オーガニックな環境づくりに取り組んでいます。
ぶどうの実を見上げるだけでなく、足もとに目を向けてみると、畑の見え方が少し変わります。「どうしてここには草を残すの?」「この土は、どんな状態かな?」そんな身近な疑問から、一緒に畑をのぞいてみませんか。
長年、除草剤を使わずに栽培を続けてきた私たちにとって、草の管理は大きなテーマです。伸びた草を刈っても、また次の草が伸びてくる。その繰り返しの中で、草を畑の一部として活かす方法を試すようになりました。
現在は、地表の草を残しながら伸びた部分を刈る「高刈り」を取り入れています。土を覆う草を活かしつつ、通路や風通しを確保する場所は整える。畑の様子を見ながら、その加減を探っています。
化成肥料を使わず、有機肥料を取り入れた土づくりを行っています。さらに、BLOF理論を参考に土壌分析を行い、その結果に合わせて肥料の使い方を考えています。
自然栽培の手法を学ぶことと、土の状態を調べること。その両方を大切にしながら、この畑に合う育て方を探しています。積み重ねてきた工夫も、うまくいかなかった経験も、体験の中でお話しできたらと思っています。
葉や房の様子とともに、水はけや草の状態にも目を向けています。水路を整え、草が伸び過ぎた場所を管理しながら、ぶどうが育つ環境全体を少しずつ見直してきました。
体験では「水はどちらへ流れる?」「ここは風が通るかな?」と、景色の中から手がかりを探してみましょう。同じ畑でも、晴れの日と雨のあとでは、気づくことが違うかもしれません。
2026年には、岡山で自然栽培に取り組む正金農園さんを訪問しました。実際の畑を歩き、土づくりや栽培のお話を伺うことは、自分たちの畑を見直すきっかけにもなりました。
経験を重ねても、毎年新しい疑問が生まれます。「こうしてみたらどうだろう?」と考え、試して、また様子を見る。そんな途中の時間を、皆さんとも一緒に楽しめたらうれしいです。
🍇 畑で見つける小さな発見
専門用語を覚えるところから始めなくても大丈夫。目の前の草や土、ぶどうの木を見ながら、気になったことを言葉にしてみる。その小さな疑問が、畑を知るきっかけになります。
どんな草が、どこに伸びているでしょう。残している場所と整えている場所を見比べながら、管理の理由を一緒に考えてみます。
足もとの感触や、表面の乾き具合に注目。観察できる場所で土の様子を確かめながら、有機肥料や日々の手入れの話につなげます。
芽が伸びた、葉が増えた、草の顔ぶれが変わった。写真や小さなメモがあれば、次に訪れたときに季節の続きを見つけられます。
家庭菜園が好きな方も、土に触れるのが久しぶりな方も。あなたの「気になる!」を、ぜひ畑へ持ってきてください。
当日の天候や畑の状態に合わせて、観察や体験の内容を一緒に選びます。気づいたことを話し合いながら、それぞれのペースで関わっていただけます。
CIRCULATION
剪定したぶどうの枝は、ただ捨てるのではなく、炭にしたり、細かく粉砕したり。どんなふうに地域の中で循環させられるか、一緒に試しています。
いぬいぶどう園では、除草剤や化成肥料を使用せず、土壌分析と有機肥料を取り入れながら、草や虫、土の中の小さな生き物の力も借りた土づくりを目指しています。
すぐに結果が出る方法ばかりではありません。それでも、土地に負担をかけすぎず、長く農業を続けられる環境を少しずつ育てていきたいと考えています。
SEASONAL EXPERIENCES
開催時期や畑の状態によって、その日の内容は変わります。私たちも天気や生育を見ながら考えるので、答えが一つではない農業を一緒に体験してみましょう。
9月~11月
12月~2月
3月~6月
6月~8月
HOW TO JOIN
まずは一度、畑の空気や季節の仕事に触れてみたい方のための少人数プログラムです。
畑と里山の変化を継続して見守りながら、参加できる日に活動する登録制の仲間です。
体験日や集合場所、費用などの詳細は、参加を決める前に個別にご案内します。
HOW IT WORKS
興味を持ったきっかけや、参加しやすい曜日などを気軽にお知らせください。
電話・Zoom・農園で15~20分ほど。活動のことや、やってみたいことをお話ししながら、気になる点を一緒に確認します。
畑を一緒に歩いて安全を確認し、休憩を取りながら季節の作業を体験します。
体験後、希望する方だけサポーターへ。参加できる日に無理なく関われます。
FOR EVERYONE
柏原の畑や里山の風景を、次の世代へ残していきたい方。
土や植物に触れながら、無理のない範囲で外の活動を楽しみたい方。
農業や家庭菜園、環境に配慮した栽培を、対話しながら知っていきたい方。
経験や知識の有無よりも、自然や畑を大切にしながら、周りの方と気持ちよく活動できることを大切にしています。
SAFETY
畑や山林での活動には、斜面での転倒、虫刺され、暑さによる体調不良、枝や農具によるけが、落枝など、屋外活動特有の危険があります。参加前にみんなで安全を確認し、初めての方は比較的安全な内容から一緒に始めます。
体調に不安がある場合や、難しい・危険だと感じた作業は、いつでも断ったり途中で休んだりできます。無理をせず、異変を感じたときはすぐに農園スタッフへお知らせください。
チェーンソー、粉砕機、高所作業、危険を伴う伐採などは、原則として参加者にはお願いしません。必要な機械作業や専門作業は、農園スタッフまたは必要な経験を持つ方が担当します。
天候、気温、畑や山林の状態によって、活動内容の変更、短縮または中止をお願いする場合があります。服装、飲み物、暑さ・寒さへの備えなどは、開催前の案内をご確認ください。
万が一けがや体調不良が発生した場合は、応急処置、救急要請、緊急連絡先への連絡など、状況に応じて必要な対応を行います。農園の故意または過失による場合を除き、参加者ご自身の不注意、持病、自然環境など、農園の責めに帰すことのできない事由によって生じた損害については、責任を負いかねます。
貴重品や私物は各自で管理してください。紛失、盗難、参加者同士のトラブルについても、農園の故意または過失による場合を除き、責任を負いかねます。
現時点では、農園が参加者全員を対象とする傷害保険・ボランティア保険等への加入をお約束するものではありません。必要に応じて、ご自身が加入されている傷害保険等の補償内容をご確認ください。今後、活動内容や保険の取り扱いが決まり次第、このページおよび各回のご案内でお知らせします。
お申し込みの際は、上記の内容をご確認いただいたうえでご参加ください。
FAQ
はい。初回は農園案内と安全説明を行い、初めての方でも取り組みやすい内容から体験していただきます。
いいえ。単発の体験も歓迎しています。サポーター登録後も、参加できる開催日だけお申し込みいただけます。
作業内容や安全面によって異なります。親子参加が可能な回は、開催案内に明記します。
長袖・長ズボン、帽子、汚れてもよい靴を基本とし、季節に応じて飲み物、タオル、雨具、防寒具などをご準備ください。詳しくは各回の案内でお知らせします。
収穫時期や活動内容によって異なります。お土産や御礼がある場合は、各回の開催案内でお知らせします。
畑に隣接する山林の観察や比較的安全な整備を行う場合があります。危険を伴う伐採や機械作業を、未経験の参加者へお願いすることはありません。
JOIN US
ぶどうを育てることから、畑を守り、土を育て、里山の風景を未来へつなぐ。詳しい人でなくても大丈夫です。まずは気になることや、やってみたいことをお聞かせください。
フォームを送っても参加確定ではありません。詳しい内容を聞いてから、参加するかどうかを決めていただけます。