いつもご愛顧頂き誠にありがとうございます。
今年もぶどうの季節が終わり、私たちの直売所の販売が無事終了いたしました。
収穫後のお礼の肥料撒きも一通り完了し剪定作業に入りました。
直売所の裏側の畑もこれまでは荒れ果てていたのですが、少し休憩していただけるようなカフェスペースと、収穫体験が出来るように農場の整理も進めています。
皆様の温かい支援と愛情に心から感謝申し上げます。
一粒一粒、愛情を込めて育てたぶどうを楽しんでいただけたことを大変嬉しく思います。
来年もまた、新たな味わいと品質のぶどうをお届けできるように日々作業を進めています。
目次
ぶどうの剪定
ぶどうの枝は春から夏にかけて一気に伸びます。冬に剪定をしないと来年ぶどうが出来ないので、毎年この時期はぶどうの剪定を行います。特にこの冬の剪定は、来年のぶどうの出来にも大きく影響する重要な作業です。
昨年は枝を残しすぎたことが原因で、ぶどうの着色が悪くなり売りものにならないという苦しい経験をしましたが、今年はそうならないよう、剪定の勉強をし直しながら慎重に全体的にスッキリとした剪定を心掛けています。
剪定のポイント
いぬいぶどう園では、長梢剪定(ちょうしょうせんてい)という方法で選定を行っています。
(祖父の代から引き継いだぶどうが多く、別の剪定に切り替えがまだ出来てないという理由もあります・・・)
長梢剪定では、将来的な樹形を考えながら、枝の生え方や太さなどをもとに適切な枝を選び、適切に芽を残して剪定する方法です。どれを残してどれを切るかという部分で難しいのですが、考えながら剪定していく作業はとてもやりがいがあります。
裏の畑は昨年着色不良で悩まされましたので、今年はかなり枝を少なくしているので、来年は少量でも濃縮された味になってくれるようにと思いながら作業しています。
剪定した枝について
昨年までは枝を集めて燃やすという事だけでしたが、今年から友人からお勧めしてもらった無煙炭化機を導入しました。
剪定した枝を集めて燃やすことで、炭を作ることができ、その炭を畑にまく事で微生物の活動をサポートし農場の土壌改善にもつなげていきたいと思います。
詳細は改めてブログで紹介させていただければです。