シャインマスカットなどぶどうの状況の最新情報
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いつもご覧頂きありがとうございます。

HPを見て買いに来ましたとお声掛け頂き嬉しく思っています。

本日はシャインマスカットの生育状況が遅れており、販売開始まで時間がかかりそうですので、連絡させていただきます。

前回のブログで20日頃から収穫が始まる予定とブログ記事で紹介させて頂きましたが、

2024年度のシャインマスカットは例年よりも遅く、1週間程度遅く、

7月27日前後

収穫を予定していますが、引き続き様子を見させて頂ければと思っています。

まだ甘味が少なく実も小さい状態で、販売までもう少し時間がかかりそうな状況になっております。

すでにご予約頂いている方には申し訳ありませんが、もうしばらくお待ち頂けますようお願い申し上げます。

目次

ぶどうの生育状況の遅れの要因について

ぶどうの出来が遅れる理由はいくつか考えられます。

天候の影響:

温度:春先の霜害や冷夏、夏の高温などの異常気象は、ぶどうの生育に大きな影響を与える可能性があります。


降水量:適度な雨は必要ですが、多すぎると根腐れや病害を引き起こし、少なすぎると乾燥ストレスで生育が遅れます。

土壌の条件:

栄養不足:土壌の栄養バランスが崩れている場合、特に窒素、リン、カリウムなどの主要な栄養素が不足していると、ぶどうの成長が遅れます。


土壌のpH:酸性土壌やアルカリ性土壌はぶどうの生育に適さないため、土壌のpH調整が必要です。

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病害虫の影響:

病気:ぶどうはうどんこ病やべと病、灰色かび病など多くの病気にかかりやすいです。病気が発生すると、成長が著しく遅れます。

害虫:フィロキセラやぶどうハダニなどの害虫がぶどうの樹に被害を与えると、生育が遅れます。

栽培管理:

剪定:適切な時期に適切な方法で剪定を行わないと、ぶどうの成長や果実の成熟が遅れることがあります。

灌漑:適切な灌漑が行われていない場合、ぶどうの生育が遅れることがあります。特に乾燥した地域では灌漑が重要です。

収穫タイミング:適切な時期に収穫しないと、成熟した果実の品質が低下します。

いぬいぶどう園の状況について

今年は、除草剤の不使用に加えて、殺虫剤や消毒も不使用のため、病気や害虫についてはかなり心配しています。ただ、フィロキセラについては、日本の品種であれば、100%防除出来ているという事や、ハダニの対策なども十分ではないので、現状はまだ大きな問題は出ていないですが、引き続き経過観察を続けます。

ハダニの症状についての参考記事:

https://www.pref.shimane.lg.jp/industry/norin/gijutsu/nougyo_tech/byougaityuu/byougaityuu-index/budou/gr143.html

また、土壌については、土壌分析で必要な栄養を追加しているため、酸性度なども問題なさそうです。

今年は春先にかけて気温が低く、ぶどうの芽が出ない、葉が大きくならないという事もあった影響かとも思っています。例年よりも1週間くらい遅くなっていた事もありますので、もう少し見守りしていければと思います。

その他大粒ぶどうについての状況

シャインマスカット以外その他の大粒ぶどうについての状況も報告させていただきます。

雄峰(ゆうほう)、ほほえみ、アーリースチューベン、巨峰、藤稔(ふじみのり)、黄玉、キングデラウェアなど、大粒ぶどうが順調に収穫できております。

特に今年は、ほほえみという品種のぶどうの出来がかなり良い状態です。


暑い中直売所まで足を運んで頂きまして、誠にありがとうございます。

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