
こんにちは、いぬいぶどう園です。
いつもありがとうございます。
まずは、2025年の営業終了のご挨拶が遅れてしまったこと、お詫び申し上げます。
営業終了後すぐにでもお伝えしたかったのですが本年(2025年)の直売所の営業は、9月7日(日)をもちまして無事終了いたしました。
そして、今年も本当にたくさんのお客様にお越しいただき感謝しています。
目次
想定を上回るご来園と、異例の早期完売
今年は、多くのお客様が7月頃からご来店頂き、例年より2週間以上も早くほぼ売り切れ状態となりました。
お盆(8月12日ごろ)の時点で、
- デラウェア
- シャインマスカットの新品種
を含む主力のぶどうがほぼ完売となる、異例の展開となりました。事前にご予約頂いて方にお届けする商品量がギリギリとなり、せっかくお越しいただいたのにお求めいただけなかった方には、心よりお詫び申し上げます。
それでも「また来年来るね」「早く来てよかった」とあたたかいお声をかけていただき、胸がいっぱいになる出来事ばかりでした。
直売所での営業に関しても、商品発送に関して様々な問題もあり今後の営業について改善すべき点も多く、至らない部分も多くありました事心からお詫びいたします。
来年に向けての準備
営業が終わってひと段落としたいのですが、来年の実りに向けて作業がスタートしました。
昨年もご報告したかと思いますが、秋から冬にかけて、ぶどうの根っこがよく伸びる季節。
その成長を支えるため、「礼肥(れいひ)」と呼ばれる肥料撒きを行いました。
もちろん土壌分析も行った上で必要な栄養素を、ぶどうに届けられるように設計をして貰っています。
また、8月に手が回らなかったエリアの草刈りも実施中です。
わずか1ヶ月で強力な雑草やツタがぶどう棚や支柱に絡みつき、ひとつひとつ、手作業で取り外すという地道な作業が続いています。
6月にしっかりと草刈りをしたのですが、2ヶ月で元通りという状況でした。
さらに昨年から今年にかけて、
- ペパーミント
- ラベンダー
- ゼラニウム
といったハーブを植えて、雑草予防や防虫効果を期待していましたが、残念ながら、雑草の勢いに押し負けてしまいました。
来年は、この取り組みを改良し、ぶどうと相性の良い植物を見つけながら、草刈りの手間や農薬を減らせる方法を探していきたいと思っています。
昨年種まきをして、少し有効だったヘアリーベッチやクローバー系の緑肥を撒いています。
ぶどう畑での農業体験も
度々お声掛けいただけるのが「ぶどう畑での畑作業をやってみたい」「どんな風に栽培しているのかを知りたい」「家でぶどうを作ってるんだけど、どうやって育てたらいいの?」というお声を頂きます。
そこで、いぬいぶどう園では、これまでのぶどうづくりに加えて、「ぶどう畑での農業体験」ができる機会を作れたらいいなと考えています。
少し畑までの距離が離れていたり、殺虫剤を使っていないので、虫が多かったり問題点もいくつかありますが、ぶどう栽培や農業の体験になればと思っています。
たとえば、
- ぶどうの木の手入れや草刈り
- ハーブの植え付けや土づくり
- 季節ごとの軽作業やお手伝い「
などを、自然の中でのんびり体験できるような場を準備中です。
「冬にどんな風に剪定したらいいの?」「どのタイミングで種無しにするジベレリン処理をすればいいの?」など基本的なぶどう栽培に関する事もお伝えできたらいいなと思っています。
また、「ぶどう畑で働いてみたい」「農業の仕事について興味がある」という方も大歓迎です。
昨年から短期アルバイトの募集を始めたのですが、「体を動かせて、とても楽しく仕事ができました!」と感想を頂いたり、「農業などのお仕事をしたい人も多いですよ」と教えて頂きました。
現在、農園のまわりにある10年以上放置されていた耕作放棄地の開拓作業にも取り組んでいます。
すぐに本格的に募集できるわけではありませんが、ご興味のある方は、当園のLINEにご登録のうえ、メッセージでご連絡ください。
https://lin.ee/NI2ysM1
※返信までに少しお時間を頂く場合がございます。
一緒に楽しみながら作っていけるようなご縁が生まれたら嬉しいです🍀
Q&A:お客様からよくいただくご質問
Q1. 来年の営業はいつから?
A1. 例年、6月下旬ごろからデラウェアの販売開始となります。詳細は春以降、公式HPやSNSでお知らせいたします。
Q2. 完売情報はどこで確認できますか?
A2. ホームページやInstagram・X(旧Twitter)にて随時更新しています。
Q3. 草刈りやハーブの取り組みって本当に効果あるの?
A3. 効果はまだまだこれからですが、「自然に優しく、手作業を減らす」ための一歩として続けていく予定です。
まとめ
改めまして、2025年も本当にありがとうございました。
想定を超えるご来園と、たくさんの笑顔に支えられた夏でした。更新が遅れてしまいましたが、この場を借りて心より感謝申し上げます。
畑ではすでに、来年に向けた準備が進んでいます。小さな農園のため、至らぬ点も多くご迷惑をおかけしますが、温かく見守っていただければ幸いです。
また、お会いできるのを楽しみにしております🍇
いぬいぶどう園 大阪ぶどう直売所
店舗名 | いぬいぶどう園 |
販売責任者 | 乾 陽介 |
住所 |
大阪府柏原市国分東条町1-12 |
電話番号 |
072-977-0483 |
いぬいぶどう園は、大阪の柏原市でぶどう栽培を行っております。
収穫したぶどうは、直売所やオンラインで販売しております。祖父から父の代に引き継がれてから、除草剤は不使用。BLOF理論を用いて土壌分析し有機肥料でぶどうの栽培を行っております。
最近は自然栽培の手法を学びながら、土壌の改善だけでなく水はけ、土の状態、草の状態にも注目して栽培しています。
殺虫剤を使用していないため、ぶどうの中に、蜘蛛や虫がいる事が多くあります。ぶどうを食べる時はしっかりと洗ってからご試食下さい。