小さい子供が安心してたべられる「ぶどう」を目指して

小さいお子さんに安心してぶどうを食べて欲しい

乾ぶどう園では、除草剤を一切使用していません。また、今年は化学肥料も使用せずに育てるような試みを行っています。

最近は食の安全や安心については、当たり前のようになってきました。

オーガニック野菜や減農薬で作られた野菜も、どんどん増えてきており、値段も安くなってきました。スーパーに行っても、生産者の方の顔が見える所も多いですよね。

当園も直売所での販売を主に行っておりますので、小さなお子さんが安心して食べて貰いたいという思いが強いです。

オーガニックや無農薬栽培は育てるのが大変

ただし、どうしてもオーガニック、無農薬というのは皆さんもお分かりの通り、手間がかかり、コストも高くなります。

なぜなら、化学肥料を使うと病気にも強く、立派に育ってくれるので作る側としては非常に助けられるというのもあります。特に大規模な畑を運営されている方にとっては、管理している畑が多すぎて、農薬を使わないと管理できないという事もあると思います。そして、除草剤を使用しないと一日中草刈をし続けないといけないこともあります。

除草剤を使っていないので、虫達の宝庫です。小さい子供は大喜びでバッタやカマキリなど小さい虫も沢山います。カエルなどもおり、自然とのふれあいが楽しめます。

ぶどうはとても繊細な果物

また、「ぶどう」という果物は非常に病気や雨に弱く、少しのことで病気になって枯れてしまいます。例えば、冬の間に枝を選定してあげないと枯れてしまったり、本当に手が掛かります。また、ぶどう農家の仕事を時給換算すると最低賃金を下回るとも言われています。しかし、当園は幸いなことに、他の農家さんに比べると敷地は広くありません。

そして大学生になる息子の熱心なサポートや家族一丸となって畑を手入れする事ができる程の広さです。なので、手間のかかる草刈や、ぶどうのお手入れも自分達の手の届く範囲で行うことができます。

そのため、当園ではエコ栽培と呼ばれるような栽培で安心して食べて貰えるように努力を続けています。

IT技術を農業の組み合わせ

そして、最近はインターネットなどのIT技術を使って生産した果物を消費者の方に直接お届けする事で、コストを下げる取り組みも開始しました。技術との組み合わせで安心できる果物を直接お届けできるように取り組みを続けていきますので、どうぞ応援をよろしくお願いいたします。

乾ぶどう園 直売所