過去には全国1位のぶどう栽培面積!?大阪とぶどうの関係
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大阪とぶどうの関係

大阪で「ぶどう」栽培というと驚かれる方も多いと思いますが、実は100年程前にはぶどうの栽培面積が全国で1位になっていた時期もありました。

それはなぜか?

その理由は2つあります。

1.柏原市はぶどうを育てやすい気候で栽培に適していた。

2.昔のぶどうは高価でお米の10倍以上の値段で取引されていた。

1.柏原市はぶどうを育てやすい気候で栽培に適していた。

大阪の柏原市や羽曳野市や太子町などの河内地域は大阪府内でも雨が少ない地域でした。

そして、ぶどうの甘さのポイントになる寒暖の差があり、ぶどうの生産に適していたということが理由です。

また、ぶどうは乾燥には強いですが、雨に弱く、雨に当たると病気になったりすることもあり、雨の少なさもポイントになっています。

2.昔のぶどうは高価でお米の10倍以上の値段で取引されていた。

今でも「ぶどう」や果樹は値段が高くなりがちではありますが、当時はお米の10倍以上の価格で取引されていたそうです。そのため、当時の国の政策として甲州ぶどうの苗木が大阪府に配布され、栽培が始まったそうです。

そこから、育てやすい環境や大阪の中心地から近く流通しやすい、というのも相まって、一時期は全国1位になるほどの面積を誇っていたようですね。

大阪とぶどうの現在の関係

全国1位の面積を誇っていた大阪ぶどうですが、今は全国第9位の収穫量となっております。そのため、柏原市には古くから代々ぶどう園を営んでいる農家さんが多いです。

 大阪府はぶどう栽培が盛んで、全国第9位の収穫量(5,140トン)を誇るぶどう産地であり、全国に出荷しています。特に主力品種のデラウエアでは、収穫量全国第3位です。
中部管内の柏原市、交野市、枚方市では、デラウェアをはじめ、ピオーネ、マスカット・ベリーA、シャインマスカット、甲州、ネオマスカット、マスカット・オブ・アレキサンドリア等たくさんの品種が栽培されています。

”http://www.pref.osaka.lg.jp/chubunm/chubu_nm/fq-budo.htmlから参照”

意外と多いなと思われた方も多いかと思いますが、一番の原因は、1959年や1961年の台風の被害だったと言われています。もちろん近年では高齢化が進み就農者が減っており、大雪でハウスがつぶれてしまったりした場合に、そのままぶどう栽培を辞められるケースも多くなってきています。

しかし、そんな中で新しくぶどう農家に就農し、もっと大阪ぶどうを盛り上げていこうと活動されている若い農家さんも増えてきています。

 

農業がもっと魅力的な仕事の一つとして選択されるように、
乾ぶどう園も活動をしていきたいと考えています。

 

今後ともよろしくお願いいたします。

ご覧くださり有難うございました。

 

乾ぶどう園 直売所

店舗名 乾ぶどう園 直売所
販売責任者 乾 陽介
住所
大阪府柏原市国分東条町1-12
電話番号
072-977-0483
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