「大阪のブドウはおいしい」という見出しで、柏原でデラウェアの出荷が始まったことがニュースサイトで紹介されておりましたので共有させて頂きます。
大阪府柏原市の代表的な特産物「ブドウ」の出荷が今年も始まった。今月3日に初出荷が行われた産地の横尾地区では出荷前、農家が栽培した小粒の種無しブドウ「デラウェア」の糖度を調べる抜き打ち検査が行われ、最高で24・3度の甘さだった。
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今年は粒も太目で色具合も良く、出来栄えは良い」と評価。「大阪のブドウは他府県産と比べてもおいしい。デザートに食べてほしい」とPRした。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-_west_west_economy_HCPWXYOATVMIZHUTANV5WLTIZQ
「糖度を調べる抜き打ち検査が行われ、最高で24・3度の甘さだった。」という事で、まだデラウェアの出始めのこの時期にも関わらず糖度24.3も出ているのがすごいなと驚きです。
燃料費が高騰している中でもハウスで燃料を炊いて加温したり、様々な工夫をしてここまで時期を早められていると思いますので、今後も勉強していければと思います。
いぬいぶどう園でも、定期的にデラウェアの糖度を計測しております。
目次
デラウェア糖度計測した過去の記録
デラウェアの糖度が27度を超えるものも見つかっておりますが、だいたい18度~23度くらいのモノを販売しております。
当店では、なるべく木に付けたまま完熟させて、甘味が来てから収穫しています。(ぶどうは収穫してから追熟しないので、木についたまま完熟させています。追熟はしないですが、しばらく寝かせると酸味が抜けるので甘味は感じやすくなる気がします。)
完熟に近い状態ですので、粒が取れやすかったり、蜜が漏れてベトベトする状況も起きやすいのですが、よく感想として頂くのは、市販のデラウェアよりも甘いとご好評を頂いております。
これは甘い!と感じるのは22度や23度くらいのイメージがあります。
16~18度くらいのもさっぱりしていて個人的には好きです。
甘いデラウェアの見つけ方
ぶどうの皮の色が赤味が強く濃い色をしていて、実が少しバラっとした房の方が甘いような体感です。
あまり実がギューギューに詰まって、房から取れないレベルになっているのは、少し水分が多く感じ薄いような印象を個人的に持っています。
甘いデラウェアの見分け方については、もう少し検証していきたいなと思います。
糖度計について
いぬいぶどう園で使用している糖度計はコチラです。
夏休みの自由研究などで色々な食べ物の糖度を図るのも面白いかもしれませんね。
シャインマスカットや巨峰の糖度を図って収穫する時には、光センサーの糖度計を使用しています。
価格が爆上がりしてて若干引いていますが、アタゴさんの糖度センサーを使って糖度計測し、基準を満たすものを収穫という形で販売させて頂いております。
追記:アタゴさんの公式サイトを見ると、ヤフーや楽天での販売はされていないそうです。ぶどう用の糖度計はコチラで販売されていました。
本日もご覧頂きありがとうございました。