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目次
2024年直売所オープン日
2024年の直売所オープン日が決まりましたのでご報告させていただきます。
今年は、
6月30日(日)~
からオープンさせていただきます。
最初のぶどう品目は、ほぼデラウェアの販売となります。
↑かなり紫色になってきました。甘味がくるまでじっくりと熟成させます。
7月中旬頃から大粒ぶどうも出てきますので、販売時には改めて連絡させていただきます。
販売価格については、資材の値上がり等の影響もありますので、去年よりも値上がりの可能性もありますが、薬剤散布が少なくなったり労力や資材の削減にも力を入れましたので、お近くにお住まいの方や、直売所に来ていただいた方には少しでも、お求めやすい形になればと考えています。
5月の作業報告
5月は、種無しぶどうにする為のジベレリン処理、大粒ぶどうの粒をまぶいて36粒ほどにする摘粒(てきりゅう)、ぶどうの房が雨に濡れないようにする笠掛、これらの処理がピークを迎えておりました。
また、気温が高くなりぶどうの蔓も伸びるので、不要な芽を取る作業なども行いながら、雑草の勢いも物凄いため、草刈りなどを行っていました。
ジベレリン処理や、大粒ぶどうの粒を減らす処理や、笠掛などは、1房1房に処理を行っていきます。
一気に機械で出来る作業ではないので、かなり途方もない作業なのですが、今年も無事に最後まで手入れすることが出来ました。
シャインマスカット、ほほえみ、雄宝(ゆうほう)、ゴールドフィンガーなどの大粒ぶどうの実もどんどん膨らんでおります。今年ゴールドフィンガーはかなり状態が良さそうですので、引き続き見守りたいと思います。
5月の草刈り大幅削減
昨年まで草刈りを1週間に1~2回ほど行っていたのですが、前回も報告しましたが草刈りを実験的に減らしています。
ぶどう園の下草は除草剤で一気に処理されるのが一般的かと思いますが、いぬいぶどう園では父の方針により除草剤は一切使用しないという事で、入念な草刈りを毎年しておりました。
多い時で月7回2人がかりでの大作業で、ぶどうの木やハウスの支柱に当たらないよう慎重に作業していたのでかなりの大仕事でした。
その理由は、「草刈りをしないと栄養が全部草に持って行かれる」という事で、祖父からも言われていましたし、一般常識という感じでした。
私自身も幼少期から聞いていたので、草刈りを減らすのは、かなり心配でしたが、今年は冬草を刈らず、背の高い草を高めに刈る方法を取り、なるべく土を露出させないという方法を取りました。
結果として、昨年50人/日、程度の草刈り作業が、今年は10人/日くらいの作業に削減されています。
↑小さいカマキリが大量にいました。
地面を露出していない事で、夏の雑草の勢いがかなり抑えられているように感じます。
また、昨年までは雨が降ったら土がべちゃべちゃ、水たまりが多く、ぶどう作業もかなり厳しいという畑でした。また雨が降らないと土が乾燥し過ぎてひび割れ、ぶどうの粒も雨が多いとすぐに実がパンパンになるという状況でした。
しかし、今年は、雑草が多く水路が見えず若干危ないというデメリットはありますが、雨が降ってもぐちゃぐちゃにならず歩きやすい畑で、暑い日が続いても草が土をガードしてくれているので、若干の湿り気をキープしてくれているように感じます。
エコ栽培を行っておりますので、通常よりもかなり少ないのですが、殺虫剤などの散布も去年は行っていたのですが、今年は殺虫剤の散布も辞めました。
ぶどう畑では、今まで見たことが無いくらいの量の蝶々や芋虫、蜂、バッタ、カマキリなどが大繁殖しています。若干虫に食べられてりという被害もあるので、これがどのくらい影響するかは今後の経過を見ていかないといけないのですが、現状、スムーズに生育してくれています。
草がかなり強いですが、ぶどうも元気に育っています。
↑蝶々も大繫殖です
6月の作業報告
6月は雨が多くなってきますので、笠掛や鳥獣対策の網をはったりという作業で、ぶどうは最後の見守りの時期に突入しました。
↑種無し処理の溶液を間違え、肥大化した巨峰
↑数日後に見ると食べらてれいました💦イタチのような小動物が多いみたいです…。網やネットで横から入れないような対策を取ります。
現在直売所を綺麗にして頂いており、オープンに向けて準備を進めて頂いております。
直売所でお会いできるのを楽しみにしております。
公式LINEをオープンしました。ぶどうの情報などをLINEでも報告予定です。