風邪気味のときに食べたい!ぶどうでやさしく栄養補給する方法と食べ方アイデア
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目次

はじめに|体調が気になるとき、ぶどうは役に立つ?

体調を崩しがちなときや、ちょっと疲れたな…と感じるとき、何を食べようか迷ったことはありませんか?

喉が痛かったり、熱があったり、あるいは夏場のエアコンで冷えてしまったり。そんなときには、できるだけ胃にやさしく、でもしっかりエネルギーを補ってくれる食べ物が心強い味方になります。

そんな時におすすめしたいのが「ぶどう」です。

ぶどうはみずみずしくて口当たりが良く、少し冷やすだけでスルッと食べられます。しかも、ブドウ糖やビタミン、ポリフェノールなどの栄養がバランスよく含まれていることから、体調を整えたいときにもうれしい存在なんです。

今回は、ぶどうに含まれる主な栄養素や、風邪気味のとき・食欲がないときでも食べやすい工夫をご紹介します。

お子様が体調を崩された方から、「ほとんど何も食べられなかったけど、デラウェアだったら食べてくれたから良かった」というお声を頂き、追加でのご注文をいただきました。

また、私たちも夏バテや体がダルイなという時には、デラウェアを食べると少しマシになったような気がするので、疲れた時には積極的に食べるようにしています。ちょっと体が楽になるような感じがあり重宝しています。

ということで、ぶどうの栄養や健康について調べてみました。

体調が崩れやすいときに必要な栄養素とは?

風邪を引いたときや疲れがたまっているとき、私たちの体ではさまざまな変化が起きています。

熱が出たり、喉がイガイガしたり、身体がだるかったり…。

これは、体の中で異物(ウイルスや菌など)を外に追い出そうとする働きが活性化しているからなんです。

そのときに必要なのは、次のような栄養素です。

  • 水分:発熱や下痢・くしゃみなどで失われがち
  • 糖分(エネルギー源):体が戦うためにエネルギーを消費します
  • ビタミン類:代謝や免疫の働きに関係しています

この3つを無理なく、やさしく摂れるものとして、ぶどうはとても優秀なフルーツです。

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ぶどうに含まれる主な栄養素とは?

● すぐに使えるエネルギー:ブドウ糖

「ブドウ糖」は、名前の通りぶどうに多く含まれる糖分です。

これは私たちの体がエネルギーとして最もすばやく使える糖分として知られています。食べてからすぐに体に吸収され、身体を動かす力や頭の働きを助けてくれます。

体調が悪くてご飯を作る気力がないとき、そんな時でもぶどうなら簡単に口に入れられますね。

シャインマスカットなど最近の大粒ぶどうよりも、昔ながらのデラウェアやバッファロー、巨峰などは疲れている時に食べやすい気がします。

● からだを整えるビタミンC・B1・B6

ぶどうには、体を内側から整えてくれるビタミンC、ビタミンB1、B6も含まれています。

  • ビタミンC:季節の変わり目や喉の不調が気になるとき、粘膜の健康を守る働きが期待されています。
  • ビタミンB1:ブドウ糖をしっかりエネルギーとして活用するために欠かせないビタミン。
  • ビタミンB6:体の組織を修復したり、栄養の代謝を助けてくれるビタミン。

つまり、ぶどうは“食べやすさ”と“栄養のバランス”を兼ね備えた、ありがたい果物ということでした。

● 果皮に含まれるポリフェノールも見逃せません

ぶどうの果皮には、ポリフェノールという成分が豊富に含まれています。

この成分は、近年さまざまな健康分野で注目されており、特に「アントシアニン」「レスベラトロール」などはぶどう特有の成分としてよく知られています。

ポリフェノールは果肉ではなく皮や種に多く含まれるため、皮ごと食べられるぶどうを選ぶことでより多く摂取することができます。

ただ、皮ごと食べるのは苦みなどもありますので、小さなお子さんは、デラウェアがお勧めです。一粒ずつ皮から出してあげるのが少し大変ですが、とても甘味も強いので、疲れている時やしんどい時にも食べやすいかと思います。

ぶどうを“やさしく”食べるには

風邪のときや疲れているときは、無理に食べるのはつらいもの。

そんな時にこそ、ぶどうは“からだにやさしい食べ方”で取り入れたいですね。

● 冷やしてそのまま一口ずつ

ぶどうは、冷蔵庫で軽く冷やすだけで、喉ごしが良く食べやすくなります。デラウェアを一粒ずつ出すのは大変ですが、一気に皮を取るような裏技もあるようです。

熱っぽいときや、口当たりの良いものを求めているときには特におすすめです。

● 食欲がないときは「冷凍ぶどう」も◎

洗って冷凍するだけで、まるでシャーベットのように楽しめます。

のどごしが良く、ほんのり甘くて、ちょっとしたデザートとしてもぴったり。

デラウェアを冷凍する場合は、皮をむいてからまとめて冷凍がお勧め。

巨峰や大粒ぶどうは房から外して、良く洗って水気を切ってから冷凍しておくと後から食べやすいです。口に含んでしばらく溶かすと皮がペロンと剥がれるので食べやすいです。

● 薬を飲む前の“軽い食事”にも

風邪薬は空腹時の服用を避けることが勧められることが多いですが、ぶどうを数粒食べれば、軽い食事としても活用できるようです。

胃にやさしく、糖分と水分も補えるので、薬を飲む前に摂るものとしても安心ということでした。

アレンジでさらに食べやすく!ぶどうの食べ方アイデア

● スムージーにすれば、皮ごと栄養たっぷり

ぶどうはスムージーにすることで、果皮のポリフェノールを丸ごと摂取できます。

おすすめレシピは以下の記事でご紹介しています:

🔗 皮ごと使える!ぶどうのポリフェノールとスムージーレシピはこちら

● 冷凍保存しておけば、いつでも食べられる

余ったぶどうは、洗って水気をふきとり、そのまま冷凍へ。

おやつとしても、お風呂上がりのクールダウンとしても活躍してくれます。

まとめ|やさしく体をいたわって頂く癒しの時間を

ぶどうは、日々のちょっとした不調を感じたとき、そっと体に寄り添ってくれる果物です。

スッと口に入れられて、しっかりと水分・糖分・ビタミンを届けてくれる…まさに“やさしい栄養補給”。

気軽に食べられることも魅力のひとつですし、アレンジも豊富。

冷やして、凍らせて、スムージーにして…さまざまな形で取り入れてみてくださいね。

疲れた時や、食欲がない時、風邪気味かな?と思ったら、ぶどうをそっと手に取っていただければ嬉しく思います。

 

いぬいぶどう園 大阪ぶどう直売所

店舗名 いぬいぶどう園
販売責任者 乾 陽介
住所
大阪府柏原市国分東条町1-12
電話番号
072-977-0483

いぬいぶどう園は、大阪の柏原市でぶどう栽培を行っております。

収穫したぶどうは、直売所やオンラインで販売しております。祖父から父の代に引き継がれてから、除草剤は不使用。BLOF理論を用いて土壌分析し有機肥料でぶどうの栽培を行っております。

最近は自然栽培の手法を学びながら、土壌の改善だけでなく水はけ、土の状態、草の状態にも注目して栽培しています。

殺虫剤を使用していないため、ぶどうの中に、蜘蛛や虫がいる事が多くあります。ぶどうを食べる時はしっかりと洗ってからご試食下さい。

 

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