小ぶりなサイズで、強い甘みと酸味のバランスが良いデラウェア。
皮も取りやすいのでぱくぱくつまんでしまいますよね。
種もないから小さなお子さんのおやつにもピッタリ!
昔から愛されているデラウェアの魅力について、今回はご紹介します。
目次
デラウェアの特徴について
アメリカから明治時代に入ってきたデラウェアは、手ごろな価格で楽しめたので、広く愛されてきたぶどうでもあります。
デラウェアの旬は産地や気候にもよりますが、7月~8月頃となっています。
夏が近づく頃には店頭にも多く見かけるでしょう。
その特徴は、
1.種なしぶどう
2.小ぶりのサイズ
3.バランスの良い味わい
3つ挙げられます。詳しく見ていきましょう!
1.種なしぶどう
デラウェアは種がないぶどうとしても知られていますが、元々ぶどうには種はあるもの。
ジベレリン処理という作業を行うことによって、種なしぶどうにすることができます。
2.小さいサイズ
ひとつの房は大体100~150gで、片手におさまるほどのサイズです。
1cmほどの実がぎゅっと付いており、巨峰などの大粒品種と比べると可愛いサイズにも感じますね。
3.バランスの良い味わい
小粒ですが、甘みはぎゅっと詰まっており、程よい酸味もあるためさっぱりとした味わいです。
香りも爽やかでなので、蒸し蒸しした暑い夏の時期にもピッタリです。
隠れたデラウェアの産地・大阪!
デラウェアは日本各地で栽培されているぶどうですが、生産量の多い県はどこでしょうか。
最も生産量の多い県は山形県。
2位は山梨県で、大阪府はなんと3位にランクインしています!
戦前、大阪府はぶどうの栽培面積が日本一となるほど、ぶどう栽培が盛んな地でもありました。
ぶどう栽培に適した瀬戸内気候と歴史的な背景からぶどう農園が多く存在していました。
中でも、デラウェアは病気に強く、丈夫な品種なので、比較的作りやすいぶどうでした。
また、種なしにする技術、ジベレリン処理が可能になってからは、食べやすくなり、人々からの人気も得られました。
こうしたことから、多くの農園で作られるようになったのでした。
デラウェアの選び方は?
夏になると店頭にも多く並ぶため、この時期には購入を考えている人も多いでしょう。
美味しいデラウェアを見分けるコツはあるのでしょうか。
ポイントは3つ!
・色が濃い
・皮に張りがある
・軸の色が緑
購入する際には、赤紫色が濃く、皮に張りがあるものを選びましょう!
ぶどうの鮮度をチェックするには軸の色にも注目してくださいね。
軸は収穫されてから時間が経つと、緑色から茶色へと変化します。
軸の色が緑であれば、鮮度が高い証拠です。
また、ぶどうの表面についている白いものは、”ブルーム”と呼ばれる天然のワックスです。
鮮度を保つ役割があるので、ブルームがないものは時間が経過していると思いましょう。
皮に皺があるものも避けた方が良いでしょう。
この3つのポイントが当てはまれば、美味しいデラウェアと言えるでしょう。
今回は大阪で最も栽培されているデラウェアについてご紹介しました。
小ぶりなサイズで、気分転換や軽食としてもおすすめなデラウェアは、夏にピッタリな品種でもあります。
じめじめした夏の空気も、デラウェアを食べてすっきりさせましょう。
いぬいぶどう園 大阪ぶどう直売所
店舗名 | いぬいぶどう園 |
販売責任者 | 乾 陽介 |
住所 |
大阪府柏原市国分東条町1-12 |
電話番号 |
072-977-0483 |
いぬいぶどう園は、大阪の柏原市でぶどう栽培を行っております。収穫したぶどうは、直売所やオンラインで販売しております。祖父から父の代に引き継がれてから、除草剤は不使用。BLOF理論を用いて土壌分析し有機肥料でぶどうの栽培を行っております。最近は自然栽培の手法を学びながら、土壌の改善だけでなく水はけ、土の状態、草の状態にも注目して栽培しています。蜘蛛や虫が沢山いるので、ぶどうを食べる時はしっかりと洗ってからご試食下さい。